スピード社の水着、レーザーレーサーを着用問題が話題に
なっていますね。

LZRは、水の抵抗をなくすために、水着の縫い目をなくし、
超音波で生地を張り合わせているのが特徴で、NASAの技術を使って
開発されているそうです。

また体を締め付けて、水の抵抗を受けやすい体の部分を抑える、
全身をコンパクトにする、筋肉の無駄な振動をなくす、という効果も
あるそうです。

外国の水泳選手がこの水着をつけて泳いだら、「流れを下っているようだった」
と言っていました。

と、いいことづくしの水着のようですが、この体を締め付ける効果がすごい
ために、着るのが大変のようです。この前、北島選手がLZRについて
テレビでコメントしていたのですが、「着るのに30分かかった」と
言ってました。（しかも、全身ではなく腰から下のタイプだったと思います。）

他の選手も「着るだけで汗だくになった」と言っています。
筋肉が揺れないぐらい体を締めるってことだから、よっぽどきついみたいですね。

また、生地の軽量化をしたり、縫い目をなくしたので耐久性が
悪いようで、「４回目の着用で破れた」なんていうコメントも
見つけました。

このLZRはかなり高額で、全身タイプだと１着７万円ぐらいするものなのですが、
４回で破れるようなものだと、消耗品に近いですよね。
何枚も買っていたらかなり高額となりますよね・・。

それで世界的な記録が出せるならば、高い買い物ではないのかも
しれませんが。

最近はLZRの原型のタイプである、ＦＳ－ＰＲＯ（プロ）の売れ行きが好調な
ようですよ。こちらは２万円前後の価格で、一般の競泳をやっている人たち
にも人気のようです。

私事になりますが、この水着騒動が海外ではどうなっているか？
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ではまた来週。